有益な情報をユーザが認識できているかどうかということは，可視化結果の評価において大変重要な項目である。一般的に、最終的に得られた情報でその結果を評価しているが，どの瞬間にどのような情報を認識したかについては未だ分析されていない．そのため，操作の過程で徐々に情報を得たのか，何らかの瞬間にひらめいたのか不明である。そこで本研究では、これらの問題を解決するための予備実験として，物事の思考時にある解が閃いた瞬間にどのような身体変化が起きているかを調査する。具体的には，脳波，心拍変動，体動状態を計測し，ひらめき時およびその前後でどのような身体変化があるかを分析する。