情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

7Q-07
刀の形状推定
○松永有紀子,秋岡明香(明大)
刀には姿や地肌、刃文と言うように鑑賞する部位が多くある。
これらのそれぞれの部位にはいくつかの種類が存在し、また時代や刀派の特色が現れるとされている。しかし、初心者には刀の部位の特徴をつかむことは難しい。そこで、刀の画像のみを用いて簡易的に特徴を捉えることで、初心者のサポートが行えるのではないかと考えた。今回は、数ある部位の中でも、刀の反りを用いて刀の形状推定が可能か検討する。
具体的には、刀の画像を2値化してエッジ検出を行い、刀の棟の傾きの変化率から反りの位置を特定することで中反り・腰反り等に分類することができた。同様に反りの深さも合わせて検出することで刀の製作された年代を推定することができる。