7K-08
フォルトローカライゼーションの精度向上に関する研究
○謝 佳智(慶大),名倉正剛(南山大),高田眞吾(慶大)
フォルトローカライゼーションは,プログラムの不具合の原因である可能性の高い箇所を推定する手法である.Spectrum-Based Fault Localization 手法では,複数のテストケース実行での実行経路とその成否から,原因箇所を推定する.そしてテストケースの成否をテストケース中に挿入されたアサーションによって判断し,原因可能性を疑惑値として算出する方法も提案されている.本発表では,フォルトローカライゼーションの精度を向上させるための方法を検討した結果を報告する.