近年、地球温暖化が進行しており、毎年熱中症によって多くの人が亡くなっている。その中でも高齢者の割合は非常に高い。それは、高齢者は特に暑さを自覚しにくいため、熱中症になるリスクが高いからである。熱中症を回避するためには、自分の体内状況を常に確認する必要がある。そのため、高齢者でも手軽に自分の体内状況を把握できるように、腕時計型の熱中症検知器を開発しようと考えた。自分の体内状況を把握するにあたって、教師無し学習を行うことのできるSOMマップによる熱中症危険度レベルを作る。また、実装は高速かつ低消費電力であるFPGAで行う。