情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

7G-01
危機交錯状況における情報伝送の耐性を補完する意思の回復軌道において導入されるハザードスケールという概念と適用に関する基本方針について
○遊佐朋子(正育堂)
個別のユーザが生きる経験を通して自身の意思や思いとみなすことにより察知する実態の不明瞭な対象のように、境界が定まるわけではないが意思として知覚され得る可能性のある対象とユーザとの双方を予め範囲に定めのある平面に与えられた尺度に沿う規格となるように置き換えて配置するという従来の観点のみではなく、成長過程におけるユーザの内心とその外延における表層、或いはユーザと外界との接点がもたらす輻輳的な展開まで含めて捉えることにより、情報伝送における耐性ともいえる待機の特性を適切なイメージとして表すようなハザードスケールという概念と適用の基本方針について提案する。