情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

6ZE-06
レーザスキャナやUAVなどによる3次元データを用いた道路維持管理システムの検討
○畑 亮輔,窪田 諭,西皐太郎(関西大)
国土交通省が推進する「i-Construction」政策により,レーザスキャナやUAVの計測による3次元データが作成されている.ただし,3次元データを用いた維持管理システムは開発途上である.
そこで,本研究では,3次元データを用いた道路の維持管理の実現を目的として,道路,橋梁,斜面を対象に,地上レーザスキャナとUAVによる計測を実施し,少ない計測回数でも精度の高い3次元データを構築する計測とデータ生成を試行した.また,作成した3次元データを一括で管理し,3次元地図上にデータと共に点検結果を表示するシステムを検討した.そこでは,過去に計測した斜面や橋梁のデータを用いて経年変化や差分を表示する機能の検討も行った.