情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

6U-04
車載力学センサを用いた路面状況のリアルタイム検出
○西村颯太(岩手大),櫻庭 彬(岩手県大),田村俊博(ゴーフォワード ジャパン),佐藤剛至(NICT),柴田義孝(岩手県大),金 天海(岩手大)
近年、自動運転の開発が進んでいる中で、自動車がどんな路面でどれくらい平坦性のある道路を走るのか分かる事はとても大事なことである。そこで力学センサを自動車のカーナビやダッシュボードなどといったばね上といわれる部分に設置し、センサから得られる3軸の加速度データを処理する事でばね下の上下変化量をリアルタイムに検出する研究を行っている。このばね下の上下変化量というのは自動車が走行した際の路面の凹凸に相当すると考えられ、夏場はもちろんのこと、冬場の雪が多く降り積もった路面の凹凸をリアルタイムに検出し、路面の状態も考慮してドライバーに危険を知らせる事によって事故軽減に繋がる事を目標にしている。