6M-07
テーマパークの優先権パスのデジタル化によるプレイヤー行動の検証
○石毛優紀,真鍋義文(工学院大)
多くの人が1つのサービスに集中する場合には,サービスの提供を円滑にする為,優先的に利用できる権利を利用者の一部に与えることが行われている.テーマパークではアトラクションに優先的に乗ることができる優先権パスの配布システムの形で導入されている.スマートフォンの普及により,リアルタイムの混雑状況の情報を取得することが容易になったほか,優先権パスをスマートフォンで取得し利用できるデジタル化も行われている.
本研究では,優先権パスのデジタル化がテーマパーク来場者にどのような影響を与え,来場者コストの1つである待ち時間がどのように変化するかをシミュレーションで示す.