情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

6H-07
地球観測データを用いた中学校における科学・技術・防災教育の開発と実践
○伊藤陽介(鳴門教育大)
地震や火山活動などによる地殻活動による災害は,社会に及ぼす影響が大きいため,地殻活動に対する防災や減災には,多岐にわたる分野の科学技術に基づく知見を必要とする。過去に発生した地形変動例を分析し,発生した場所や要因の考察に基づく対策を考え,防災や減災について学習することが求められる。一方,人工衛星による地球観測が広範囲,長期間にわたって継続的に行われ,その成果として膨大なデータが蓄積されている。本講演では,中学校を対象として開発した地球観測データを用いた科学・技術・防災教育について述べるとともに,その学習指導計画に従って実践した結果に基づいて得られた学習効果を示す。