近年、大学入試に記述問題やスピーキング問題を取りいれようとしている。本研究では500語の英文を読み、記述問題解答能力の育成に焦点を当てた。学習期間は2週間とし、事前・事後テストの他に、1) 主張、支持する内容、主張を展開していくためのサブテーマへの気づき、想定される主張への反論反駁への気づきを高める課題；2) 移民政策と動物実験に関する500語のエッセイを読み、適切な反論の仕方と証拠の出し方を学び：3)対面授業では、読解過程の可視化グラフを提示しながら、読解ストラテジーの解説、反論、立証の仕方を復習した。事前・事後テストを比較することで、学習成果を検証した。