近年、SiriやGoogle Assistant等の、AIを用いた音声認識による、スマートフォンアプリやスマートスピーカーが手軽に利用できるようになっている。
今後の日本の人口比率は2025年を目途に高齢者が大幅に増加することがわかっており、保険事業や介護予防事業などの、高齢者を対象とした事業の効率的な運用が課題の一つとなっている。
本研究では、介護予防・日常生活支援総合事業で使用する基本チェックリストの項目を、高齢者と音声認識を利用したデバイスを利用し、
高齢者自身で自分の状態を認知できるようにし、地域包括支援センターに能動的に連絡することにより、運用効率の改善を図る。