情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

5V-02
クラスタリングを用いた時系列回帰モデル化手法の提案
○髙橋佑里子(お茶の水女子大),鈴木成人,山本拓司,福田裕幸(富士通研),小口正人(お茶の水女子大)
近年のクラウドサービスにおいて,サーバを仮想化することで使用率を向上させ,サーバの数を削減する取り組みが行われている.
この取り組みでは,サーバが自身のCPU資源を超えたCPUを割り当てられることで仮想サーバの性能が低下する可能性があるため,仮想サーバのCPU使用率を予測し,制御する必要がある.
本研究では,RNNを用いた仮想サーバのCPU使用率の予測に向け,RNNを用いた時系列データの回帰モデル化手法を提案する.
ネットワークの学習に必要な長さで時系列データを細かく区切り,それらをクラスタリングした結果を用いるというアプローチにより,学習効率化と精度向上の両立を目指す.