我々は食事行動，特に，健康維持の観点から重要とされている咀嚼と嚥下に着目し，それらを耳下に装着した2chマイクの収録音を用いて自動検出するシステムの開発を行なっている．今回，学習データとして食事音に加え，時間情報を持たない咀嚼と嚥下の弱ラベルを併用し，CTCとAttentionのハイブリッドモデルを学習した．このモデルを利用することで咀嚼・嚥下の検出に加え，咀嚼については前・左・右の咀嚼位置の推定が可能となる見通しが得られたので報告する．