情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

5D-04
八郎湖の水質状況推定を目的としたNNによるリモートセンシングデータの擬似的な分解能向上法
○松井 解,白井 光,景山陽一,横山洋之(秋田大)
リモートセンシング技術は,広範囲の水域に対する水質モニタリングに有用であり,水質汚染への迅速な対応が実現できる。しかしながら,人工衛星により取得されたデータの分解能は数十メートルであるため,極めて局所的な水質データと対応付けることが困難である。そこで本研究では,高精度な水質状況推定を目的とし,リモートセンシングデータの分解能を擬似的に向上させる手法を提案する。具体的には,低分解能データにおける着目画素および周辺画素を,高分解能データにおける位置と同期する画素と等しくなるようにニューラルネットワークで学習する手法を提案する。本稿では,適切なハイパーパラメータの設定に関して検討を加えた。