情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

5C-07
アワビ漁を事例とした磯根資源漁獲支援システム開発のための認識手法の検討
○イミティ アデルジャン(秋田公立美術大),萩原義裕(岩手大)
磯根漁業は我が国の水産業において占めるウェイトが大きく,地場産業に対する貢献も大きい.しかし,漁師の高齢化や後継者不足問題などによる衰退が強く懸念されており,限界集落化しつつある漁村もあるという報告がある.そのため,これまで伝統的に行われてきた漁獲において最新的な要素を取り入れ,効率的な採捕方法の導入による労働負荷の軽減と持続的な資源管理のための仕組みが求められている.本研究は,アワビ漁を事例対象として,画像認識をベースにした漁獲支援システムを開発することで新たな磯根資源の漁獲方法の提案を目的とする.本稿では,アワビを認識する方法およびその実験結果について報告する.