近年、少子高齢化が進んでおり、人材不足が社会的な問題になっている。特に、教育業界では、質のある教員を育つためには大量の時間と投資が必要である。この問題を解決するため、工学的な手法を求められている。本研究では教育支援システムを開発するため、複数の授業受講者の行動をRGB-Dセンサでパーティクルフィルタに基づいた追跡する手法を提案する。実習授業中の受講者の動きを連続的に観察し、それぞれを追跡し、支援が必要な方を自動的に検知し、教員に提示する。実際の実習授業で評価実験を行い、提案手法の有効性を示す。