近年、国際標準規格ECHONET Lite(ISO/IEO14543-4-3)のIoT機器によるスマートハウス増加やスマートメーター導入から住宅内家電製品の動作状態、消費電力確認が可能になり、これらの機器情報を活用した生活者行動推定の研究が行われている。本研究では生活者行動推定の機器情報活用を可能にするため、ECHONET Lite規格に基づく機器情報取得システムを構築した。長期間、実住宅の複数の機器消費電力データ取得を行った結果、通信障害に起因したデータ欠損による有効データ数減少が確認された。そこでシステム改善方法として機器情報取得間隔と欠損データ補填手法を検討し、有効データ数向上を行った。