情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

4V-06
色空間ベクトルの想定時系列変化パターンとの類似度を用いて可視光通信の受信誤りを低減する手法の提案
○下前知世,藤尾智彰,塚田晃司(和歌山大)
災害発生時には、既存の情報インフラが機能しなくなることがある。さらに夜間は、被災地の捜索や被災者の安否確認が困難となってしまう。
本研究では、夜間でも発見が容易に行える可視光の色変化を利用した可視光通信に着目する。
受光したRGB成分を空間ベクトルから極座標に投影することで色の角度を取得し、時間変化を考慮した三次元曲線を求める。受け取った結果とあらかじめ想定される時系列変化パターンとの類似度を計算し、最も誤差の小さいものを出力することで受信誤りを低減するシステムを提案する。