情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

4V-04
通信行動モデルベースの行動予測によるQoE向上の研究
○田澤航樹,原 道樹,田谷昭仁,戸辺義人(青学大)
近年の技術の発展やサービスの多様化により、ネットワークの評価指標として、サービスの品質であるQoSに加え、ユーザの主観的な満足度であるQoEを用いた評価の重要度が増している。例えば、Webブラウジングの際、電波状況が悪い状況ではQoEは低くなる。これはWebページのプリフェッチで解決可能だが、そのためには今後ユーザが訪れるであろうWebページの予測が必要である。本稿では予め仮定した行動モデルにユーザの行動を当てはめ、未来の行動を予測する手法を提案する。これにより、電波のない状態でもある程度のWebブラウジングを可能にし、QoEの向上を図る。