IoTデバイスの増加により、近い将来、インターネット環境に大きく影響することが予想される。そこで本論文では、IoTデバイスで構成されるIoTネットワーク網、WMN（Wireless Mesh Network）などで構成されるLAN網、およびISPなどで構成されるコアネットワークにおいてSDNを用いた通信制御システム法について議論する。そして、その中でも、IoT通信の分類により、コストの計算にネットワーク内の遅延やジッタ、ロスレートを用いたダイクストラ法を提案した。また、提案手法に基づくプロトタイプシステムの実装法について述べ、今後の課題について述べていく。