4A-03
複数OS混載環境における高精度時刻同期方式の検討
○山本遼介,出原章雄,桐村昌行(三菱)
近年、産業用システムにおいて、制御系システムOSと情報系システムOSを統合した高機能化が図られており、統合手段としてハイパーバイザを用いたシステムが広く採用されている。このような複数OS混載環境では、システム全体の動作解析を行うために、各ゲストOS上で収集した解析結果を統合する方法が考えられる。
しかし、各ゲストOSにおいて、解析に用いられる時刻に差異がある場合、解析結果の整合性が保証されない。そこで、各ゲストOSで高精度に時刻を同期させる方式を検討した。