近年，多数のロボットを用いたサービスの増加に伴う，消費電力の上昇が課題となっている．
既存研究では，複数のロボット消費電力の個体差に基づき，サービス全体の累計電力量の削減手法が提案された．しかし，消費電力量予測モデルの予測精度および、実環境での評価が十分ではない課題がある．そこで．本研究では，予測精度の改善および，実環境での評価を目的とし，予測モデルの精度改善および，実環境での評価システムの設計・実装・評価を行った．ROSによる実装によりロボットがサーバーと透過的に連携しながら処理するシステムを開発し，評価により有効性の傾向が得られた．