本学では、2014年度大学教育再生加速プログラムの採択を受け、学習・学修マネジメント力を向上させる学習支援体制の構築に取り組んでいる。その対象領域である初年次必修科目の一つとして情報リテラシー演習授業の改善も試みている。PCの操作経験が少なかったり、苦手であったりする学生も増えているという最近の入学生の状況も考慮し、情報活用力修得を重視しつつPC操作スキル修得とのバランスを意識した授業内容を検討・実施し、毎年改善を重ねている。本稿では、全学情報リテラシー科目授業改善の取り組みとその成果や課題等を、成績や受講生アンケート、担当講師の評価等を組み合わせ多角的に分析した結果について報告する。