情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

2G-05
ナショナルセキュリティとしてのサイバーセキュリティ
○内田勝也(情報セキュリティ大)
ナショナルセキュリティの意味は、国家の安全だが、国家の中には、国土、国民、国民等の財産も含むと考える必要がある。サイバーセキュリティでは、個人情報や企業等の知的財産、個人や企業活動での情報や機器等の保全を行うことが大切になる。
電子政府/電子自治体だけでなく、サプライチェーンを前提とした企業活動が一般的になり、事故・事件も大規模になっている。2000年代初期に、大学・大学院での情報セキュリティのカリキュラム構想を発表したが、サイバーセキュリティの大規模化に伴い、教育・訓練のカリキュラムだけでなく、事前対応(機器検証等)や事後対応(事故調査)等を含め、少し広い範囲の検討をおこなった。