情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

2E-02
機械学習を用いたリバースエンジニアリングのための形状測定点群データのセグメンテーション
○松田優也(福井県工業技術センター),小高知宏(福井大)
製造業の現場での3DスキャナやX線CT等の普及に伴い、形状測定点群データを元にして3次元CADデータのサーフェスを生成するリバースエンジニアリング技術の開発がこれまで行われてきた。リバースエンジニアリングでのサーフェス生成のためにはCADデータの面構成に合わせた点群のセグメンテーションが必須となるが、既存手法では手動による作業が必要になる場合が多く、コスト削減のため自動化が求められている。そこで本研究では点群の法線成分には変分混合ガウス分布によるクラスタリングを、座標成分にはDBSCANによるクラスタリングを併せて適用することで、点群のセグメンテーションを自動化する手法を考案したので報告する。