情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

1ZC-09
幾何形状と画像を用いた草のリアルタイムアニメーションの高速化
○馬場園大地,中本啓子,小池崇文(法大)
幾何形状によって表現した草(以下草形状)と画像によって表現した草(以下草画像)を用いて, より現実に近い草のリアルタイムアニメーションの高速化を行う. CG において, 高速化のために処理を軽くすると, その分見た目は劣化する. 本研究では, 生成する草の位置とカメラの距離に応じて, 草画像と草形状を切り替えることで高速化を行う. 遠方の草を草画像で表現することで, 見た目の劣化を最小限に抑えることができる. また, 草画像に対して画像処理を行うことで, アニメーションを現実に近い見た目に近づける. これにより, 現実に近い見た目を維持したまま, より複雑な処理を追加した草のリアルタイムアニメーションを生成することができる.