1ZA-02
ロゴマークを利用したフィッシングサイト検知手法の提案
○高木秀輔,寺澤卓也(東京工科大)
近年、webを舞台としたフィッシング詐欺の手法が巧妙化しており、被害を拡大させている。
本研究では、フィッシングサイトが正規のサイトの模倣であるということと、正規のサイトには、企業やサービスのロゴマークが記載されているという特徴を利用する。機械学習により、webサイトからロゴマークを抽出し、それを使用して画像検索を行うことで正規サイト候補を見つける。フィッシングサイトはその特徴から検索結果の上位には表示されないため、正規サイト候補の上位と疑わしいサイトのURLを比較することで、フィッシングサイトかどうか判定する。
文字が少ないサイトや、様々な言語のwebサイトに対応できることを確認した。