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単一の加速度センサによる座位姿勢認識チェアの検討
○林 健太,石田繁巳,荒川 豊(九大)
近年,多くの人々の座位時間の長時間化が問題になっている.座って作業を行うオフィスワーカにとって,同じ姿勢や好ましくない姿勢で長時間過ごすことは,生産性の低下を招く恐れがある.生産性の向上や健康維持のため,着座姿勢を推定することは重要である.
既存として,圧力センサを用いたものや複数のモーションセンサを用いたものが提案されている.しかし,この手法はコストが高いことやオフィスチェアとしての性能を損なう恐れがある等の問題がある.そこで、本研究では座面のたわみ方が各姿勢で異なることに着目し、単一の加速度センサを用いた着座姿勢の推定手法を提案する.