情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

1R-05
時系列相関性を用いた姿勢推定モデルの精度向上
○山川敦也,石川孝明,渡辺 裕(早大)
近年,CVの分野では機械学習をベースとした人間の骨格推定モデルが多く提案されている. 骨格推定モデルのうち,2017年にCMUが提案したOpenPoseはVGG-19をファインチューニングした骨格推定モデルであり,画像に映る人間の骨格位置を推定し,それぞれの関節を画像内での2次元座標値として出力する.しかし動画に対しての処理の場合,それぞれのフレームを独立した画像とみなして処理するため,フレーム間の時系列相関性が失われる.本研究では,動画に対するOpenPoseの処理結果から骨格の検出が失敗したフレームを検出し,フレーム間の時系列相関性を用いることで骨格座標値を補間し,全体としての骨格推定精度を向上させる手法を検討する.