マルチエージェントシミュレーションの代表例である分居モデルについて，2次元で行われているこのモデルを3次元のモデルに拡張した．このとき，2次元のものと同様に分居する様子が確認できるのか50×50×50マスの空間を用いて，シミュレーションを行った．このとき，空白の割合やエージェントが移動するときの基準となるしきい値などのパラメータを変えた場合にどのような結果の違いが見られるか、収束するまでの時間やエージェントがもつ幸福度の違いなどにどう影響するのか，観察を行った．