情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス 情報処理学会 第82回全国大会 会期:2020年3月5日~7日 会場:金沢工業大学 扇が丘キャンパス

1J-07
Tenderにおける資源「実メモリ」の機能拡張
○楠 恒輝,山内利宏,谷口秀夫(岡山大)
一つの計算機において,プログラムを実行するコアの数を増加させるうえで,NUMA構成が有効である.Tenderでは,UMA構成を意識した実メモリ管理を行っているため,NUMA構成のノード毎に分割された実メモリを有効に扱えない.このため,Tenderの実メモリ管理のNUMA構成への対応が課題である.Tenderでは,実メモリを資源「実メモリ」として管理しており,現在の資源管理で管理できる実メモリは256MBまでである.しかし,現在のNUMA構成の計算機は,少ないもので64GB程度の実メモリを搭載している.本稿では,Tenderの実メモリ管理機能の拡張ついて述べる.