7ZH-06
プロジェクタ投影映像を介した可視光通信を用いたドローンの三次元移動制御
○石川優希,小池崇文,寺島 広(法大)
プロジェクタの投影映像に移動情報を載せることで,ドローンを3次元空間内の任意の方向へ安定して移動制御する方法を提案する.ドローンの速度ベクトルをスカラーポテンシャルの勾配で表し,映像に符号化する.符号化された映像を二方向に投影し,ドローンは可視光通信により情報を受信する.ドローンは受信情報から勾配を求め,その方向ベクトルで移動する.可視光通信を用いることで,特定の場所に特定の情報を送ることができ,それぞれの位置にあったドローンの速度ベクトルを設定できる.また,投影映像にスカラーポテンシャルを用いることで,ドローンが自分の位置を特定する必要なく,想定軌道の方向へ移動することが可能となる.

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