7ZE-05
食品ロスの削減を目的としたPOSデータを用いた見切り販売の分析
○吉田結花,吉野 孝(和歌山大),松山浩士(サイバーリンクス),貴志祥江,大西 剛(オークワ)
2015年度の食品廃棄物2842万tの約22%の646万tが「食品ロス」であった.食品ロスには,「過剰除去」「食べ残し」「直接廃棄」の3種類があり,直接廃棄とは,使用・提供されずに廃棄される食品のことである.原因としては,買いすぎてしまい消費できないことなどが挙げられる.このことから,我々は,消費者の予定のない食品の購入が食品ロスにつながっているのではないかと考え,賞味期限や消費期限により通常の価格より値下げされた見切りされた食品に注目した.本研究では,食品ロスの減少の可能性を見つけることを目的とし,消費者の見切り商品の購入に着目し実際のPOSデータの分析を行った.

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