7ZE-03
宿泊施設内のビュッフェ会場における従業員の行動分析
○友野真綾,大場みち子(はこだて未来大)
サービス産業の問題である熟練者の勘や経験に頼りがちであり生産性の向上が難しい.この問題を解決するサービス工学の分野が注目されている.サービスという形として残らないものの生産性を向上させるためには,従業員や顧客の行動を観測することが重要となってくる.そこで,屋内での行動を観測する手法の1つとしてBLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンからの電波を受信し利用するものがあげられる.
今回はサービス業の中でも宿泊施設について着目し,ここでの業務改善を目的とする.会場内に設置したビーコンと従業員に所持させる各種センサや通信機能を備えたスマートタグ同士を通信させて行なった宿泊施設内のビュッフェ会場で働いている従業員の行動を対象とした実験内容についてと,そこから分析された結果について述べる.

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