7ZA-07
生体認証における識別器の検証機構
○大崎康太,八槇博史(電機大)
現在、パスワードを用いない認証として注目されるFIDOにおいては、バイオメトリクス認証を用いて認証を行う。クライアントの端末に秘密鍵と公開鍵を生成し、生成した鍵のチャレンジレスポンスと分類結果によって認証が行われる。しかし、認証はクライアントにおける判定結果に依存している。サーバー 側では、正しい識別器とデータセットで認証結果を出しているか判定が困難であるという課題がある。識別器を用いてチャレンジレスポンス認証を行うことによって、正しい識別器を使って認証を行ったことを保証するシステムが提供できる。また、ユーザーごとに識別器の分類レベルを自由にカスタマイズすることができる。

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