7ZA-05
走行中の自動車内環境での音声による個人認証
○田本篤喜,伊藤克亘(法大)
音声による個人認証を話者照合という。声のみを用いるため、自由な姿勢での入力が可能、ハンズ・アイズフリーなどの利点がある。話者照合は利便性が重視されるセキュリティであり、利便性を保った状態での性能向上が重要である。モバイル端末に実装される場合、静かな室内やうるさい屋外など多くの場面での使用が想定される。本研究の対象環境である走行車内で行う話者照合精度低下の原因としては、雑音、発話時期の違いによる特徴変動、ロンバード効果などによる、初期登録環境と使用環境の相違が考えられる。本研究では雑音と特徴変動に焦点を絞り対策手法を導入し、性能向上を目指す。評価には、雑音・特徴変動を考慮したデータを使用する。

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