7ZA-03
Proof of Human-work実現に向けたCAPTCHAの検討
○寺田崇倫,大木哲史,西垣正勝(静岡大)
Proof of Human-work(PoH)は,ブロックチェーンにおける合意形成手法の一つであり,計算機ではなく人間が作業を行なった事実に基づき合意形成を行う.人工知能が発展しつつある現在においても,人による確認作業は,コストや応用可能性の面で社会システムを構成する重要な要素である.PoHの実現により,計算機から人間へと合意形成の主体が変わり,ブロックチェーン技術の広範な分野への応用が期待できる.しかし,PoHに用いられているCAPTCHAは機械学習分野の発展により,容易に解けてしまうという問題がある.本研究では,PoHの抱える問題を解決する,機械学習耐性のあるCAPTCHA を提案する.

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