情報処理学会 第81回全国大会講演要旨

　IoTや自動運転などでは低遅延や通信の安定性などを改善するためにエッジサーバをエンドデバイスの近傍に分散配置するエッジコンピューティングが考えられている。
しかし、エッジサーバーの物理的な構築や運用、エッジ近辺でのネットワーク環境の構築や運用の負担は課題となる。
　本研究では、ユーザ近傍における物理基盤の構築運用が可能なポータブルクラウドを提案する。ネットワーク展開からサービスデプロイまでサポートすることにより、様々な用途に対応できるプラットフォームとして運用可能である。