7X-01
複数計算機上に跨るプログラム実行環境の特定手法の提案
○黒木勇作,西 拓人,横山和俊(高知工科大),谷口秀夫(岡山大)
広域分散システムでは計算機の効率的利用のため、プログラム実行環境の移送が頻繁に行われる。代表的な手法である仮想マシンを用いる手法は、仮想マシンの全データを移送させるため、非常に時間がかかるという問題がある。この問題に対し、必要最低限のプログラム実行環境を特定するため、アプリケーションプログラムが利用しているファイル資源を特定する手法を提案している。本稿では、アプリケーションプログラムのソケット通信を監視することで、ネットワークを介して通信を行う複数計算機上に跨るプログラム実行環境を特定する手法を提案する。

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