7W-06
マルチスペクトルセンサを用いたウェアラブル型メラノピック照度計測デバイスの提案
○前田侑哉,三木光範,坂東 航(同志社大)
近年,サーカディアンリズムに影響する光の明るさ単位であるメラノピック照度に注目が集まっている.メラノピック照度は,執務者の睡眠の質に影響を与えるが,容易な計測手法や機器が存在せず,長時間の曝露量が与える睡眠の質への影響検証は行われていない.本研究では安価なマルチスペクトルセンサを用い,提案する計算手法により,メラノピック照度計測を容易にし,さらに計測デバイスをウェアラブル化することで,長時間におけるメラノピック照度曝露量の計測手法を提案する.実際にメラノピック照度計測を終日行うことで,執務者の移動に伴う光環境の連続的な変化に対応するメラノピック照度計測が可能であることを示した.

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