7W-01
L*a*b*色空間の複数パラメータを用いた発赤の肉眼的所見に対応した客観評価手法の検討
○池之上槙哉,亀田昌志(岩手県大),大崎 真(岩手保健医療大),武田利明(岩手県大)
炎症により局所的に皮膚が赤くなる症状,発赤の評価は人間の主観評価に基づいて行われる.しかし評価者によって評価結果が異なってしまうことが問題となっている.従来手法では,発赤の症例画像に対してL*a*b*色空間の各パラメータからヒストグラムを作成し,発赤の進行を表現していたが,主観評価との対応が十分ではなかった.
 本稿では,症例画像からL*a*b*色空間のパラメータL*とb*を抽出し,2つのパラメータの変化を組み合わせたヒートマップ図を用い,発赤の客観的な評価基準を設定可能とする評価システムを提案する.

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