7V-04
日射量の少ない山間部のネットワークでの電池残量を用いた経路制御法の提案
○西川龍之介,中村 玲,塚田晃司(和歌山大)
現在、山間部でのデータ観測機器には太陽光発電を用いた充電方法が多く使用さ
れている。しかし、雨天時には太陽光発電のみでは十分な発電量が見込めず、通
信量が落ちてしまう。実際、発電量の問題において各ノードの発電効率を用いた
経路制御法の研究があるが、その手法では対処しきれない問題がある。そこで、
本研究では太陽光の他に水力を用いた発電装置や電池による充電装置を導入し、
センサーノードが各ノードの電池残量を受け取り、残量が多いノードを選択する
ことで、残量が少ないノードの電力を節約し、ネットワークの長寿化を図る。そ
れにより、雨天時でも晴天時と変わらない観測結果が得られることを目標とす
る。

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