7U-05
脳波と表情を用いた機械学習に基づく居眠り運転の予兆検知に関する研究
○内藤大智,秦野 亮,西山裕之(東理大)
警視庁交通局は、運転手の過失による交通死亡事故の一番の原因は漫然運転であると述べている。漫然運転は運転に集中できない状態のことを指し、その原因の1つとして眠気があげられる。この眠気は重大事故につながるため、本研究では居眠り運転に焦点を当てる。居眠り運転に関する研究は数々行われているが、どれも居眠りした瞬間の検知に力を入れており、居眠りする前の予兆を検知する研究はあまり行われていない。そこで本研究では、運転手の脳波と表情から機械学習を用いて、居眠り運転の予兆を検知することを目的とする。深度カメラと簡易脳波計によって運転手の情報を取得し特徴量を抽出、モデルを作成し居眠り運転の予兆を検知する。

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