7U-04
心拍数及び加速度情報を用いた機械学習によるヒトの覚醒予測
○岩瀬智矢,大野佑介,秦野 亮,西山裕之(東理大)
医療現場における高齢者の転倒・転落事故は発生頻度が高く,事故後に日常生活動作が低下することも多い. ケアスタッフによる見守りが行われているにもかかわらず,転倒・転落事故は医療事故全体の26%を占める.本研究の目的はヒトの覚醒時刻を予測することで離床行動後の転倒・転落事故を防ぐことである.本研究では睡眠時の心拍数,加速度,角速度といったデータを取得する.取得したデータに対してスライディングウィンドウを用いて,基本統計量である平均値,分散値,最大値,最小値を算出し,それらを特徴量とする.生成した特徴量に対し,機械学習アルゴリズムの1つであるランダムフォレストによりヒトの覚醒を予測する.

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