7T-02
HMMを用いた最尤ドラム編曲
○宮坂和樹,嵯峨山茂樹,保利武志,堀 松仁(明大)
本稿では伴奏のリズムに基づいたドラムパタンの自動編曲手法を提案する.ドラムトラックのない伴奏にドラムを付与するとき,様々な曲調の変化に対してドラムパタンも変化すべきである.しかし,時系列的な変化を考慮したドラムパタンを付与する問題は単純ではない.そこで,ロック・ポップスにおけるドラムと伴奏リズムの関係に注目し,ドラムパタンの変化を経路と捉え,編曲を経路探索問題として定式化することでドラムパタンの推定を容易にできることを示した.

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