7S-06
Web議論におけるファシリテータ発言の内容を考慮したタイミング決定手法の検討
○長谷川徳賢,北川 晃,神谷 晃,白松 俊(名工大)
議論参加者が多様であり, 議論が停滞した場合や特定の参加者に発言権が偏った場合に, より良い合意形成に導く上でファシリテータの役割は非常に重要である. 本稿では, 自動ファシリテーション機構の開発におけるファシリテータの発言タイミングを分析する.
ファシリテータ発言後の後続発言数・議論進行度をランダムフォレスト回帰分析によって予測し, 予測値が最大となるタイミングをファシリテータの議論を盛り上げたいタイミングとして決定する.
結果, ファシリテータの発言内容によるタイミング決定に差は生まれなかったが, 条件によっては実際のファシリテータと同様のタイミング決定をすることができた.

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