7N-08
プログラム要素間の関係のグラフ埋め込みに基づくクラス名の調査
○栗本真太郎,早瀬康裕,米内裕史,伊藤寛祥,北川博之(筑波大)
ソフトウェア開発においてクラス等のプログラム要素の適切な命名は重要である.しかしそれは開発言語の十分な理解のみならずドメイン知識を必要とする困難な作業である.要素名の推薦を行う先行研究では,要素がプログラム中で使われている文脈を用いて推薦を行なっていたが,この手法は要素が大量に使われていない場合推薦不可能であった.これに対し,メソッドの呼び出し関係を用いることで定義のみからのメソッド名推薦を可能とした研究が存在する.本論文では,この手法のクラス名推薦への拡張を目指し,継承関係や所有関係といったプログラム要素間の関係のグラフ埋め込みに基づくクラス名推薦手法について検討する.

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