7C-01
局所特徴量マッチングによるメータ読み取り方式の検討
○加島隆博,川浦健央,塚原 整(三菱)
インフラ施設では多数の設備が常時稼働しており、設備の状態を表すメータが取り付けられている。点検員は日常点検として毎日メータ値を目視確認し記録している。点検員が携帯するモバイル端末でメータを撮影し値を読み取ることができれば、読み間違いの防止や手間の軽減になると考える。そこで著者らは、端末で撮影した画像からメータ値を読み取る方式を検討した。メータにあらかじめマーカ等を貼り付けることを避けるため、及び、撮影位置や角度をある程度自由にするため、局所特徴量によりメータ領域を検出する方式とした。また、今回は円形のアナログメータを対象として、針の方向を輝度値により算出する方式とした。試作し評価した結果、正常に値を読み取れることを確認した。

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