7B-01
最小2部クリーク辺被覆問題が多項式時間で解ける新しいグラフクラス
○大月英明(南山大)
一般に最小2部クリーク辺被覆問題は NP-困難である.一方、2部グラフ B に対して,路重複数 R(B) がR(B)≦ 1 であれば,その最小2部クリーク辺被覆問題は多項式時間で解けることがわかっている.
ここではグラフGが2部グラフでない場合でも,その誘導部分グラフとして、ドミノ,K4,そして端点を共有する2本のコードが存在する C5 のいずれも含まない場合,その最小2部クリーク辺被覆問題は多項式時間で解けることを示す.

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