6ZH-06
複合現実感デバイスを用いた身体動作訓練手法の提案
○渋谷新樹,戀津 魁,柿本正憲(東京工科大)
身体活動は健康において重要な意義を果たす。本研究の目的は、身体活動を活発にするための効果的な身体動作訓練の提案である。そのための手法として、複合現実感とリフティングに着目する。リフティングは身体動作自体は軽微であり、気軽に挑戦できる訓練手法であるといえる。しかし、現実のボールの場合難易度が高く、楽しいと感じるまでにある程度の習熟が必要である。そこで、複合現実感デバイスを用い、仮想上のボールに対してリフティングを行う。現実の足の位置をトラッキングし、振動デバイスでボールを蹴る感触のフィードバックを行う。また、重力加速度や反発の方向など物理法則を制御し、初期段階も楽しめるように手助けする。

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